港区芝のベイエリアでリノベーション

地上約150m、素晴らしいベイエリアのロケーションを望めるタワーマンション。 上層階120㎡の住居を全面的にリノベーションデザインしたプロジェクトのご紹介です。

へリーンボーン貼りのフローリングや壁面のタイル等、上質な素材にこだわり空間の質を高めることで、開放的かつラグジュアリーな雰囲気を創りだしています。

大開口のサッシは明るくとても開放的ですが、晴れた日の日差しも強力に入り込むため、バーチカルブラインドの進化系でもあるNorman社のスマートドレープシェードを大開口の窓に設えています。 シャープなデザインはとても奇麗ですが、遮光性もしっかり機能する優れたウィンドウトリートメントと言えます。

キッチン設備は既存利用していますが、アイランドカウンター(キッチン側は家電収納になっています)やダイニングへ続く壁面収納をデザインしキッチンエリアの機能性と収納力の充実性をアップさせています。 

壁面収納は食器類の収納と共に、ダイニングエリアのアクセントになるような素材やデザインを工夫し設えています。 ダイニングのペンダントライトは北欧デザインを象徴するPHスノーボールというペンダントライト。 とても美しい灯りの陰影を創りだす傑作です。

TVやオーディオ機器は壁面ボードの中に奇麗に納まるようデザインします。 TVや家電製品は、あとから考えるのではなく、どのように暮らすのかを分析して設計の初期の段階から検討することがとても大切です。

ベイエリアの夜景もとても素晴らしく、まさに東京の摩天楼のようです。

 

洋室の一角に下部は収納庫でもある疊コーナーを造作。 さらに、景色を眺めながらの書斎にも早変わりする可変的なデザインになっています。

写真右側の下段引出しを引き出すと畳コーナーへ上がるステップになります。 仕事や勉強で疲れてきたら畳で寝転ぶことができるリフレッシュデザインです。

サカイデザインネットワークでは、住まう人が自分らしく暮らせる住空間について、細部のデザインや素材からご提案しています。