インテリアリフォームの魅力とは?内装リフォームを成功させるポイントや注意すべきことを解説!

インテリアリフォームの魅力とは?内装リフォームを成功させるポイントや注意すべきことを解説!

インテリアリフォームは、生活空間の雰囲気を丸ごと変えてくれます。古風な家を現代風に変えることもできますし、洋風な家を和風にすることも可能です。また部屋の窓取りを大きく変えてしまうことだってできます。

インテリア=内装は生活空間の見た目や空気感を決定づけるだけでなく、快適性や利便性の意味でも大きな意味を持つ要素ですので、リフォームをすることで大きな変化を生み出すことができます。今回は、インテリアリフォームにおいて意識するべきポイントを解説していきましょう。

ポイント①:余裕をもってスケジュールを調整する

インテリアリフォームはその性格上、メインとなる生活空間の一部が使えなくなってしまう期間はどうしても出てきてしまいます。生活環境を変えるために生活空間の中で工事を行う必要がある以上、スケジュールに関してはなるべく余裕をもって調整するようにしましょう。

早め早めに動いておくことのメリットは「好きな時期にリフォームの予約が取れる」こと。リフォームには繁忙期があるため、需要の多寡によって予約が取りづらくなることがあります。そうした期間に慌てて予約を取ってしまうと、どうしても家でやらないといけない仕事が溜まっている日に工事が入って、快適に作業できないなどの大問題が起こります。逆に早めに余裕をもって予約を取っておけば、たとえばお子さんのテストの期間に被らないように時期を設定できますし、仕事や旅行などのスケジュールと被さることもありません。

そして早め早めに「この時期にリフォームを行いたい」ということを業者に伝え、早めに見積もりを出してもらうことによって生まれるメリットは、複数の業者から見積もりを出してもらえるので、より安くサービスが充実した業者を選ぶことができるというというものがあります。

また緊急で予約を取ってしまうと、リフォームの内容によっては資材が調達できないということもあり得るでしょう。こうした面でも早め早めに予約を取っておけば資材の入荷も余裕をもって行えますし、既定の範囲であればキャンセルすることもできます。

このように余裕をもって予約しておけば計画もしっかり組めますし、その分合理的に進める為の算段も取りやすくなり、結果として工期も短く済み、費用が抑えられます。

ポイント②:リフォームに適した時期は春か秋

リフォームにおいて最適なタイミングは、春か秋と言われています。とくに全体的なリフォームは、「新生活」というように家族の生活スタイルが大きく変わりやすい「春」がおすすめです。子どもが就職や進学で家を出たタイミングで子ども部屋のリフォームを行うこともできますし、気分的な意味でも、春にリフォームを行うと良い気分転換になります。

秋もリフォームにちょうどいい時期です。秋は、子どもがずっと家にいる夏休みの時期が過ぎたという意味でもちょうどいいでしょうし、年度の変わり目を境に生活が激変した人も比較的落ち着きが出てくる時期でもあります。受験シーズンも本格的な時期には突入していないこともあって、受験生のお子さんがいる場合も安心してリフォームが行えます。

インテリアリフォームは外装リフォームと違い天候は関係ありませんが、外装リフォームと同時に行うなら、天候が比較的安定している秋がちょうどいい時期と言えるでしょう。しかし近年は台風が10月頭にずれ込むことも多いので、10月中旬以降がおすすめです。

ポイント③:インテリアリフォームは一部よりも全体のほうが安く済む

インテリアのリフォームを行う場合、よくありがちなのが「大きく壊れたり劣化したりした箇所だけをリフォームする」ということです。とくに長年生活してきた家のインテリアをリフォームするのなら、破損箇所や古くなってしまった場所というのがところどころにあってもおかしくありません。

しかし、リフォームあるあるとしてよく言われているのが、「一部分だけリフォームしてもらったけど、その時に点検をしてもらったら、他の箇所にもガタがきていたのでもう一度リフォームを頼んだ」というものです。実は一度リフォームしてしまうと、これまでは気にしていなかった別の箇所が気になってしまうということはよくあることのようです。それはおそらく、一部のみリフォームすることで、全体を見直すきっかけが生まれてしまったのが原因と考えられます。

このようにして何度もリフォームを重ねてしまうと、一つひとつの額は安くても、明らかに「全体を一気にリフォームしてもらったほうが安かったのでは?」という金額に膨れ上がってしまうもの。しかしそうだとわかっていても、気になるところが新たに生まれてしまったらそれを潰したくなるのが人の常なのです。時には業者側からそういったことを提案してくる場合もあります。

もしどうしても一部のみをリフォームしたくなったら、いったん立ち止まってよく考えてみましょう。最初から上記のようなことがあり得るということを意識したうえで、重ねて業者からリフォームを提案されてもその誘いに乗らないだけの自信がない限りは、落ち着いてよく考えてみることをおすすめします。もしかしたら、全体的にまとめてのリフォームをやったほうがいいこともあるかもしれません。

ポイント④:インテリアリフォームは部分的対処よりも全体を俯瞰して考えよう

インテリアリフォームは、「部分だけ見るよりも全体を見たほうがいい」と考えられるのは、そうした経済的な面だけが理由ではありません。

実際リフォームを希望されるお客様からヒアリングを行うと、「壁の黒ずみ」や「壁の穴」を修理して綺麗にしたい、「畳をフローリングに」など、そういう部分的なご希望が多い印象があります。

しかしながら、インテリアというのは部分々々において設備を整えて快適性を維持するというよりは、「全体を俯瞰して快適性の高い空間づくりをするべき」というのがプロのインテリアデザイナーがよく言う言葉です。全体を俯瞰するというのは、複数の視点でもって部屋の雰囲気を考えるべきということで、たとえば「空間」と「機能性」と「五感が察知する快適性」を分けて考えるべきといわれています。

弊社「サカイデザインネットワーク有限会社」でも、デザインというのは目の前に横たわる問題を解決し、快適性を高めるために行われるべきと考えてご提案を行っております。わかりやすいのは「機能」からの視点ですが、「空間」や「五感」からの視点はなかなか実感がしづらいものです。

しかしプロであるインテリアコーディネーターやインテリアデザイナーがみれば、そうした空間・五感からくる快適性がどうやったら生まれるのかを察知することが可能です。この理由は経験が豊富なこともありますが、新築のインテリアを多く手掛けていることから、「0から1を生む」段階で家のインテリアを見ているからかもしれません。

そのため、インテリアコーディネーターやインテリアデザイナーがいる設計事務所に依頼すると、総合的に言葉にしづらい違和感や不安感をしっかりリフォームで解決できる可能性が、少しではあるかもしれませんが上がるのではないかと考えられます。

まとめ

以上、インテリアリフォームを成功させるポイントを4つほどご紹介しました。インテリアは生活環境そのものと言っても過言ではなく、外装リフォームに比べても重要性は大きいものです。どうせインテリアリフォームを行うのなら、一部のみの対処だけでなく、まとめて全体をどう変えれば快適になるかを一緒に考えてくれる、インテリアコーディネーターやインテリアデザイナーのいる業者だと安心です。

弊社「サカイデザインネットワーク」では、集合住宅・分譲住宅を中心に、戸建てからビルディングまで多数の設計実績を持っています。弊社には経験豊富なインテリアデザイナーが所属しており、インテリアコーディネート視点からのインテリアリフォーム提案も可能です。インテリアリフォームを検討されている方はぜひ一度弊社へお気軽にお問い合わせください。